人形供養の話
いきなりなんだ?! と思われるでしょうが、私もそう思います。ですがこれは、私がドールを始めた直後の話のタイトルです。どういうことなの……。
さて、ドールオーナーのみなさんは、同居されてる家族の方にドールについてどう話されているのでしょうか?
せっかくお迎えするんですから、暖かく迎え入れてもらいたいものです。
私は実家暮らしなのですが、幸いにもドール受け入れについては非常にスムーズでした。
まず弟ですが、彼は大量に美少女フィギュアを飾っているので、私が今更人形を増やそうと関係ないという感じでした。余裕。
母については、ミシンを貸してくれたり、私の拙い裁縫の補助をしてくれています。幼いころは私も母に手作りのワンピースをたくさん縫ってもらっていましたので、なんだかそれを思い出してほっこりします。
祖母は坊ちゃんをいたく気に入ったようで、ドール撮影などしておりますとよく見に来ます。
そんなこんなで、とてもいい環境です。
ただ、父についてだけがすこし気がかりでした。
私もまあ、そこそこいい年…?なので、いきなりドール連れてきてたら、なんか言われないかなと。
仕事から帰ってきて、人形を見た父の一言は、予想外なものでした。
面倒みる?! 供養??!!
割とクールな雰囲気の父から、思いがけない感想が。そして、ふと思ったのです。
「私がもし死んだら……この可愛い坊ちゃんはどうなってしまうんだ……?」
そのことについて、ツイッターで呟いたところ。あるフォロワーさんが、そっとおすすめのURLをリプライしてくれました。
「人形供養で有名なお寺」のURLを……。
「ドールはじめた! 初心者だ! おすすめのサイト!」といえば、服の通販だの、ドールアイやメイクだの、手芸だの、カメラだの、他にも色々あるでしょうに、よりにもよって、初めにいただいたオススメURLは、オーナー死後の人形供養についてって(笑)
ウエットオーナー感のほとばしる、珍妙なエピソードでした。
坊ちゃん近景
ヤフオクを初めて利用して、ドテラを得た坊ちゃん